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  • もうりえみ

異国に留学中の愛娘たち Monat Gallery in Madrid, Spain




ようこそお越しくださいました。もうりえみ です。ありがとう御座います。


昨年9月にルクセンブルグで開催されたアートフェアに出展し、その後、今年の1月23日から2月21日まで、スペインのマドリッドにあるMonat Galleryにて、「BEGINNING」というギャラリー主催の企画展に出展しました。現在、アーカイブで、ギャラリーのホームページに観心画を掲載していただいています。よろしければ、ご覧ください。




昨年春に、突然、ギャラリーのキュレーターからメールを貰い、よくあるDMのような出展者募集のメールかと思っただけど、その後、同じ人からインスタを通じてメッセージも来て、それでも私は半信半疑だったから、何度もメールでやり取りし、数秘が発展&繁栄の年「8」だったことも相まって、コラボレーション契約にチャレンジしてみることにしたのです。


もうすぐ一年。そろそろ契約期間が満了します。アートフェアでも、企画展でも、私の愛娘の嫁入り先は決まらなかったけれど、正直、それは残念でも、失敗でもなくて(売れたら売れたで関税申告等、手続きが大変。個人で契約しているので、関税に関する英文書類を読むだけで疲労困憊もの)、むしろこのチャレンジで氣づけたこと、経験したことがプライスレスな宝物になりました。


かけがえのない思い出として、書き残しておこうと思います。


真っ先に挙がるのは、人を頼ることができたという奇跡。一応、翻訳を生業にしているので、契約書に書かれている内容は理解できるけれど、私にはビジネスとして海外とやり取りした経験がなくて、だから、神様は、私に人に頼るということを学ばせてくださいました。


私が心のお勉強をしていたときにお世話になったRomi先生に契約書をチェックしていただきました。お忙しいのを知っていたので、お願いしようかどうか、本当に迷ったけれど、

Romi先生はすぐに時間を作ってくださって、私のチャレンジを凄く喜んでくださいました。

本当に、ありがとう御座いました。そして、これがきっかけでRomi先生との交流も復活し、今は、成長した関係を有難く受け取っています。


事務的にもいろいろありました。英語でのやり取りは大変だったけれど、先方はそれが当たり前なので、ビジネスシーンだからこそ、こんなこと聞いて大丈夫かなとか、失礼に思われないかなとかいう余計な遠慮はせず、わからないことは聞き、言いたいことは伝える経験ができました。


海外送金も初めて、海外への出荷も初めて、インボイス作成も初めて、と初めてづくし。これも、先に出展されたアーティストさんを探して、どうしたのかをお聞きしました。突然問い合わせしたにもかかわらず、丁寧に教えてくださり、有り難かったです。少しして、今度は私宛に、同じく海外出展される方から問い合わせがあって、微力ですが、私の経験を役立てていただけて良かったです。ちゃんと、循環するんだなぁと思いました。


コロナ禍で物流が滞っている中、問題なく無事に作品が届いて、あたらためて、日本の物流の素晴らしさに感動。送料も日本は海外に比べてダントツで安い。手間暇を考えたときに、自分でやるか、企画会社に頼むか、作家が決めればいいことで、どちらにも一長一短があります。


海外あるあるで、担当者が何の前触れも引き継ぎもなく辞めちゃったり、都度の報告がこちらの思う頻度ではなかったりするけれど、問い合わせればほとんど解決したし、Yes/Noがはっきりしている分、次善策を立てやすかったと思います。


あとは返送手続きです。私が手配しないといけません。日本語が通じる業者に頼もうと思います。パッキングの交渉に若干不安はありますが、何とかなるでしょう。私の愛娘たちが無事に帰国できますように。


長々とお読みくださり、ありがとうございました。またのお越しをお待ちしております。


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